生分解性樹脂における熱劣化を抑制する混練最適化
生分解性樹脂のコンパウンド製造において、製品の品質を維持するためには、樹脂の熱劣化を最小限に抑えることが極めて重要です。混練発熱が大きいと樹脂が劣化し、製品の品質に悪影響を与える可能性があります。シーティーイーのHTM型2軸混練押出機は、この課題に対して独自のローターエレメントにより、高い分散性と発熱抑制を実現し高品質な混練を実現します!
革新的なローターデザイン!

• 非噛み合い異方向設計: 非噛み合いの異方向設計により、優れた脱気性能を備えています。これにより、樹脂やフィラーに含まれた水分やガスを効率的に排出し、品質の向上を実現します。また、原料の食い込みが良く、フィードネックを防止することで、品質安定を図ります。この設計は特にかさ密度の低い材料の処理において効果を発揮します。
• 革新的なローターデザイン: HTM型では、強い剪断力を持つバンバリーミキサータイプのローターを採用。従来のニーディングディスクとは異なり、圧縮と開放を繰り返す設計により、発熱が抑制され、樹脂の劣化を防ぎながら混練します。これにより、高品質な生分解性樹脂のコンパウンド製造が可能となります。
HTM型と従来の押出機の比較
従来のニーディングディスク
従来の2軸押出機では、ニーディングディスクにより混練します。せん断力はニーディングディスクの厚みに依存し、薄くなるほどせん断力は高くなりますが、機械強度に制限されます。樹脂は開放されることなく、高圧縮状態のまま連続的に高いせん断がかかるため、発熱が大きくなります。このため、樹脂の劣化や製品の品質に悪影響を及ぼすリスクがあります。
HTM型押出機のローターデザイン
一方、シーティーイーのHTM型2軸混練押出機では、バンバリーミキサータイプのローターを採用しています。このローターは、ローターとシリンダーの間に隙間を設けて圧縮と開放を繰り返すことで、短時間で効率的な混練が可能となり、発熱を抑えます。また、優れた脱気性能も備えており、樹脂やフィラーに含まれる水分やガスを効率的に排出するため、製品品質の安定化に貢献します。
生分解樹脂コンパウンドのMFR比較
HTM型押出機は、生分解性樹脂のコンパウンド製造(例: PBATとCaCO₃)において優れた性能を発揮します。MFRの比較データでは、HTM型はMFRの上昇がみられず(HTM: 0.6、他社: 3.3)、樹脂の熱劣化が抑制されていることが確認されています。

まとめ
シーティーイーのHTM型2軸混練押出機は、業界でも先進的な非噛み合い異方向設計と革新的なローターデザインにより、発熱を抑えながら効率的で安定した混練を実現しています。これにより、従来の押出機では難しかった高品質な生分解性樹脂のコンパウンド製造を可能にします。また、優れた脱気性能を備えているため、材料の水分やガスを効率的に除去し、製品の安定した品質を確保します。環境対応が求められる現代において、HTM型押出機はリサイクルや持続可能な素材加工における最適解として、さらに多くの企業での活用が期待されます。

